kmikoのブログ

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離婚後の「勢い」の峠を越えた話

3年前に調停離婚をした私ですが、

離婚成立までの私は、弁護士の無料相談に

掛けこみ親権の話を聞いていました。

 

元夫側も親権を取ろうとしていたようで

私は、不安に押しつぶされそうでした。

 

3件ほど無料相談に行っても言われることは一緒でした。

「大丈夫ですよ。安心して調停にのぞんでください。」

結局その3件と電話の無料相談を5件くらいやったかな…。

 

調停前に元夫も弁護士に相談に行ったようで、

親権を取るのは難しいとの判断があったようで

1回目の調停ですんなり諦めてくれました。

 

離婚してすぐに名前を変えて新しい生活のスタート!

 

なんだか重いジャケットを脱いだような…

今にも飛んでいけそうな気分だったのを覚えています。

 

 

 

それからがむしゃらに働き、それなりに実績も認められていきました。

 

仕事の方はまさに順調。

「一人でも育ててやる!」

ほぼ「意地」で動いていました。

 

 

そんな生活をしている中で

ふと気づいたことがありました。

 

ずっと

いっぱい働いて、一人前のお給料もらう!

シングルマザーなんだから人一倍働かないと!

と思ってがむしゃらに働いてきましたが、

それって、本当に息子のためになるのかな…。

 

しっかりした会社でバリバリ働く。

一般的には、自立した人に見えますが、

子ども達ってどう感じているんだろう。

 

会議で帰りが遅くなるから、

おばあちゃんに預けられる。

家でもやり残した仕事があるから、

子どもとの時間を削らなければいけない。

 

子どもって、環境に適応していく力はあるけど、

この家庭環境はどうなんだろう。

私が目指しているものってなんなのかな…。

 

自問自答する日々でしたが、

やはり私は子どもとの時間を大事にしたい。

家では「働くお母さん」じゃなくて「お母さん」だけでいたい。

 

離婚してから、勢いだけで働いてきたけど、

作り上げた実績やプライドは、一度手放そうと思いました。

 

子どもはいつまでも手がかかるわけじゃない。

今だけ我慢させればいいのよ。

 

そんな言葉を耳にすることがありますが、

それはとても悲しい言葉のように感じます。

 

子どもはいつまでも手がかかるわけじゃない。

だからこそ、手がかかるうちに手をかけていたいんです。

 

年長から小学生は、心も大きく発達する時期でもあります。

そばで成長を見届けてあげるのが親の務めです。

 

来年の4月に息子が就学予定なので、

今月から仕事のセーブを始めました。

約1年がかりです。

 

私のわがままを受け入れていただいて

職場の方々にはほんとに感謝しています。

 

 

 

 

勢いやプライドなんてどうでもいい。

実績ももういりません。

 

私にとって最善で、息子とって満たされた

家庭環境を作っていこうと思っています。